演劇特集×特別編集長 パート2
「季刊高知」64号の特集は特別編集長、吉田剛治氏をお迎えして、「高知と演劇」です。高知の演劇人・関係者が一堂に載っている号となりました。
今回の特集、私が書いたのは下の文章です。
いまこそ、演劇。
今回の特別編集長は吉田剛治さんである。前回は40号の時だから5年半ぶりになる。実はここ1、2年「演劇特集」を組もうと思っても、簡単には手を出せない現実があった。10年間の休刊とそれ以後の誌面づくりを通じて、自分にネットワークがなく、中途半端になるのが嫌だったからだ。
今でも、演劇ほどタフな舞台芸術はないと思っている。エンターテインメントであり、演出・劇作家の明確な意図があり、役者の地声・台詞・動き、舞台装飾、照明、音響(音楽)…。オトナが一生懸命打ち込む姿がある。経営的に報われない時もある。感動もある。役者の声のチカラに惚れてしまう。
劇団同士、劇団と劇場(または公共ホール)、高知の演劇をイロイロつないできた吉田さんに、自由に書いてもらうことが今回の僕の仕事。今の高知の演劇キーパーソンたちの声を吉田さんがお届けする。
読んでみたくなりませんか。