ちょっとヘンだぞ、日本。
最近の新聞報道を見ていると、不気味でイヤな気分になります。防衛装備品の輸出を事実上禁じている「武器輸出三原則」を政府は見直すという記事がありました。その一つである「国際紛争の当事国またはそのおそれのある国」への輸出を認めないという項目を削除するというものです。これって戦争している国が使う武器が、メイド・イン・ジャパンになるってこと?
集団的自衛権の行使については、憲法改正を行って行使するのではなく、政府の解釈変更によって行使ができるようにすることを目指しているようです。現行憲法の根幹部分(第9条)を解釈の変更で済ませていいのでしょうか?国として本当に必要ならば(国民が望んでいるのなら)粛々と憲法改正をすればいいのに!と思います。
昨年は特定秘密保護法案が成立しました。日本の安全保障に関する秘密情報をもらした公務員や民間人に厳罰を科す法律です。本当に秘密にする必要があるのか?そのチェックする体制があやふやななかで施行されようとしています。国の機密と国民の知る権利!これはじっくり議論する内容だったと思います。
さまざまな人がそれぞれの考え方を伝えたり、議論をしていける国が日本です。だからこうやって自分も書きます。「積極的平和主義」は日本が培ってきた省エネ技術で世界の環境対策に貢献したり、貧困や教育などで貢献する国であってほしい。それが21世紀、22世紀と時を経て尊敬される国になっていくと確信しています。自分の子どもたち世代、次の世代の子どもたちのためにも。