4月を迎え、新年度がスタートしましたね。
編集部の忙しさもひと段落ついて、時間の流れが少し緩やかに。私、スタッフの上村も、〆切に向け突っ走ってきた冬が終わってようやく周囲を見回す余裕が出てきて、隣の席の先輩スタッフと世間話。ぽつぽつ聞こえてくる芸能界のニュースに自分らしく働くことって何だろうねと話しました。
先日読んだ本では、やなせたかしさんは、第一線で活躍できる年数をだいたい20年と言っていました。漫才師の島田洋七さんの著書で一時有名になった『佐賀のがばいばあちゃん』では、ばあちゃんは例えば4年死ぬほど働いたら4年遊べといい、「山を登ったら、今度は谷も下りていけ。いっぱい気づくことがある。そもそも頂上なんて住むところじゃない。記念撮影が終わったら下りてこい。谷はいいぞ。鳥もいるし、きれいな花も咲いている、川だって流れている。川で体を洗ってさっぱりしたら、もういっぺん山の頂上へ向かえ」と言っています。
適度な忙しさ。走ったら適度に休憩。いつもそう都合よくはいきませんが、身の丈に応じた働き方、生活をしていきたいなと改めて思いました。