スタッフの徳弘です。年度末の忙しさが峠を越え、今年度業務のゴールが見えてきました。このシーズンはどこの会社も忙しない日々が続いているのではないでしょうか?あともうひと踏ん張り頑張りましょう!
出会いや別れがあるこの季節。今年度を顧みると、僕には大きな出会いと別れがありました。まず、去年の蒸し暑い夏の夜、家族が1人増えました。初めてわが子の顔を見た時、抱っこをした時は感慨もひとしおでした。愛おしく、守るべき存在ができた今は、父親1年目のルーキーとして育児に奮闘中です。泣かれて戸惑うことがあれば、可愛い笑顔に癒される毎日に幸せを感じます。冬の寒さが残るこの春には、小学生の時に出会った友人を亡くしました。笑顔が素敵で、人懐っこく、心優しい性格の彼とは、毎日のように遊んでいた仲でした。早すぎる旅立ちに今も気持ちの整理はできていませんが、あの世から僕のお呼びがかかる時までは彼の分まで思いっきり人生を謳歌してやろうと思います!
そして、最後はクリケット、読者の皆さんとのお別れです。今月末で退職することになりました。私生活の環境が変わったことで、これからのキャリア、ライフスタイルを考えるようになり、次のステージに進むべきタイミングだと思い決断しました。クリケットで過ごした約6年間を改めて振り返ると、仕事はもちろん楽しかったですし、なにより人に恵まれていたと思います。そんななかで、出版という珍しい仕事に携われたことは今後の人生の財産になるでしょう。クリケット・季刊高知の心臓ともいえる編集長、編集長と共に会社を支える影の大黒柱のIさん、いつも適確なアドバイスをくれて、困った時があれば手を差し伸べてくれるOさん、たまに抜けているところもあるけれど、明るく何事もポジティブに仕事に取り組むMさん、人一倍丁寧に仕事をこなし、僕の急な原稿の作成依頼にも二つ返事で引き受けてくれるSさん、カメラマンやデザイナー、印刷会社などのビジネスパートナーの皆さん、本当に今までお世話になりました。最後になりますが、読者の皆さん、長い間、拙い僕のコラムを読んでいただきありがとうございました。今後は僕も読者という立場で季刊高知を応援していきます!