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クリケット通信
 

2024年12月10日号

 

季刊高知冬号が25日から書店に並びます。
発売までもう少しお待ちください!

  クリケットからのご案内  

季刊高知94号 [2024 Autumn]

特集:高知オトナのおやつ手帖2

まいにちおやつ

ジャイアントインタビュー

東京大学先端科学技術研究センター准教授
小泉悠さん

 

<季刊高知 楽屋ばなし>
J3参入を決めた高知ユナイテッドSC。本当におめでとうございます。「季刊高知」93号(6月25日発売)では吉本岳史監督が、「県民の方々と一緒にJリーグ昇格を味わいたい」とジャイアント・インタビューで語っていました。是非、読んでいただければ嬉しいです。

  Information  

シネマな夜Vol.295 「本日公休」

台中にある昔ながらの理髪店。店主アールイは40年にわたってこの店で常連客を相手にハサミの音を響かせている。ある日、離れた町から通い続けてくれる常連客の“先生”が病に倒れたことを知ったアールイは、店に「本日公休」の札を掲げ、古びた愛車に乗り込んで先生のもとへ向かう。
作家やミュージックビデオ監督としても活躍する台湾の俊英フー・ティエンユー監督が、自身の母親をモデルに執筆した脚本をもとに、実家の理髪店で撮影を敢行して完成させたヒューマンドラマ。ぜひご覧ください。

上映日 12月17日(火)
時間 13:40~、15:40~
17:40~、19:40~
場所 高知県立美術館ホール
(高知市高須353-2)
料金 前売り1,400円 当日1,600円 大学生以下600円
問合せ シネマ・サンライズ
(088-872-5208)
https://cinemasunrise.fc2.page
 

こうちNPOフェス2024 今年は冬フェス!

12月14日(土)に開催される本イベントでは、ボランティアや市民活動を行う団体によるプレゼンテーションをはじめ、ボッチャ、モノづくりなどの団体活動をご体験いただけます。オープニングトークショーには、特捜戦隊デカレンジャーのデカブレイクを演じた高知市地域おこし協力隊の吉田友一氏が登場します!食を扱う団体のお弁当やお菓子をいただきながら出展団体の活動紹介を聞いて、参加者みんなで楽しく交流しましょう!

プログラムの詳細などは、高知県ボランティア・NPOセンター公式サイトからご覧いただけます。

開催日 12月14日(土)
時間 11:00~15:30
場所 高知市文化プラザかるぽーと7階
(高知市九反田2-1)
料金 参加無料
問合せ 高知県ボランティア・NPOセンター
(088-850-9100)
https://www.pippikochi.or.jp
  季刊高知編集部スタッフの Think&Action Diary  

 スタッフの徳弘です。Netflixで配信中の『今すぐ購入:購買意欲はこうして操られる』を鑑賞しました。本作は顧客に絶えず消費を続けさせるために、ブランド各社が行う販売戦略に切り込んでいくドキュメンタリー映画です。企業利益を最大化させるための5つのルール(「1:もっと売れ」「2:捨てさせろ」「3:ウソをつけ」「4:真実を隠せ」「5:洗脳しろ」)を、大手ブランド(AmazonやApple、adidasなど)の元従業員が解説、経験談を語るとともに、大量生産・消費・廃棄される社会に警鐘が鳴らされています。
 鑑賞しながら、販売戦略に乗せられる消費者として同じような経験が過去にあったことを思い出しました。それがiPhoneの買い替えです。当時はキャリアプランも魅力に感じ、2年に1回のサイクルで新作リリース時に替えていました。iPhoneは毎年、新作が発売されていますが、これはマーケティング手法のひとつで計画的陳腐化といわれています。短期間で新モデルを投入し、旧モデルが陳腐化するように計画することや、意図的に製品の寿命を短縮することで新製品への購買意欲を上げる戦略です。家電製品やトレンドの移り変わりが早いアパレルなどの業界で取り入れられています。計画的陳腐化は1920年代からはじまり、その先駆けとなったのが電球と自動車です。電球は当時約2,500時間あった寿命が、ポイボス・カルテルという国際的な企業協約で1,000時間までに短縮された時があったそうです。売上、利益は潤ったものの、大量に排出される廃棄ゴミは貧しい国や途上国に流れ着き、環境汚染、人体への被害が出ていると作中で紹介されていました。
 大量生産や消費をすることの影響はとても大きく、問題解決には企業努力が必要不可欠で、すでに個人の力だけではどうすることもできないし、取り返しのつかないフェーズにいるのかなと感じたのが率直な感想です。ミニマリスト的な生活が理想なのかなと思う一方で、ものを買わない人が増えれば、景気が悪化していくことも想像できます。とても難しい問題ですが、消費者として、ひとつのものを大事に使い続けること、ものを購入する時には今必要なものなのかを見極めることを意識していきたいですね。耳が痛くなる内容ですが、今後の消費行動の改めや新たな発見を得た作品でした。ネトフリユーザーさんはぜひ鑑賞してみてください!

  ブロディよしひろエッセイ コウチニコイー232  

読・プロレス観戦記。

 12月2日(月)の新日本プロレスレックPresents「WORLD TAG LEAGUE 2024」を観戦しました。2階で全体の雰囲気を見ていましたが、第一試合からすごい盛り上がり。隣の席のカップルは会話の中で選手の名前、技名を言い合っていて、現在のプロレスについていけないことを実感する時間でした。
 前回も書いたように、メインとなったザック・セイバーJr、大岩陵平VS鷹木信悟、辻陽太の対戦は、全日本プロレスやプロレスリング・ノアを応援する自分が観ても、本当にいい試合でした。これがあったからこそ、来てよかったと思いつつ会場を後にしました。
 でもひとつ、もやもやした気分も。
 コンビニで缶酎ハイを買って会場に入っていたんですが、飲んでいる最中に係員さんが来て「アルコール禁止なんです。こちらで処分します」と回収されました(お茶やジュースを飲んでいた方も注意を受けていました)。
 体育館自体や新日本プロレスがそういうルールかもしれないので、そうであれば仕方がないと思うし、係員さんは自分の仕事をしただけなので、文句はないのですが、「窮屈な世の中になったな」という感想だけは頭に浮かんできました。
 プロレスって大声で選手の名前を呼んだり、応援して、スカッとした気分になるのも醍醐味のひとつ。贔屓の選手の成長具合を確認するのも醍醐味のひとつ。お酒をチビチビ飲みながらじっくりと試合をみるのも醍醐味のひとつ。「大衆娯楽で、何でもありがプロレス」だと、昭和生まれの自分は今もそう思っているので、まわりに迷惑をかけなければ何でもOKになればいいなあ、と思ってしまいます。
 次の観戦からは水筒に水割りを…。そんな悪魔のような考えが浮かびながら電車で帰路につきました。

    
 
  季刊高知バックナンバー  

季刊高知93号 [2024 Summer]

特集

素敵がめぐる、高知の宿。

ジャイアントインタビュー

高知ユナイテッドSC監督
吉本岳史さん

 

季刊高知92号 [2024 Spring]

特集

映画と、わたし。

ジャイアントインタビュー

『文豪ストレイドッグス』原作者
朝霧カフカさん

 

季刊高知91号 [2023 Winter]

特集:高知の食物語18

地域を輝かせるお店たち

ジャイアントインタビュー

ラッパー、ミュージシャン
ダースレイダーさん

時事芸人
プチ鹿島さん

 
 

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REGULAR INFO

RKCラジオと季刊高知のコラボ企画「ときどき季刊高知」は、第2・第4火曜の午前11時5分からの生放送です!
RKCパーソナリティ井津葉子さん、筒井啓文さん/柴田恵介さん(隔週)、編集長、ゲストの方とのかけあいをぜひお楽しみください。
次回のゲストも素敵な方です。どうぞお楽しみに!

また、「季刊高知編集部」のSNSアカウントでは、何気ない日々の近況をつぶやきながら活動中です。お気軽にコンタクトください!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回のメルマガ配信は12月25日頃です。お楽しみに!

 

季刊高知編集部一同

 

株式会社クリケット/季刊高知編集部
高知県高知市鴨部1476-11 ロイヤルハイツ102

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