スタッフの上村です。味覚の秋になりましたね。この時季になると、そわそわして走って行く先があります。仁淀川流域夢甘栗生産者組合さんの栗販売所です。そこでは、時期限定で焼き栗「もっ栗焼きポン」と生栗を売っているのですが、数年前に知人に薦められてからそのホクホク焼き栗のとりこになりました。ポン菓子の機械を使って焼くため、弾けてぱかっと開いた栗の皮が剥きやすくなっています。粒を丸ごと口にほおりこんでもぐもぐ。もう、無言で一袋食べ続けてしまいそうな勢いです。
昨年は惜しくも食べ損ねてしまったので、今年は事前に電話予約をして買いに行くと、販売所では地元の方らしき数人が栗のイガをむいて大きさの選別をしていました。ひとつひとつ手作業です。手間をかけてくださっていることを有り難く、なんて贅沢をさせてもらっているのだろうと思いました。
夢甘栗は生産量を増やすために努力が重ねられ、ポン栗が販売されるようになり、今では、栗の販売期間以外には「くり蔵」という併設のお店で魅力的な栗スイーツが買えるようになりました。美味しい栗に出会える喜びだけでなく、地域の発展を感じて嬉しくなる場所です。