10月も終わりになってきました。今年もあと2か月少し、すぐに年末の慌ただしさがやってきそうです。今回も食の話で恐縮ですが、我が家の秋の御馳走は「ツガニ」(モクズガニ)です。例年、「四万十川天然ツガニ活」(1kg2,000円、だいたい10匹とHPに掲載)を求めて、四万十市西土佐の「鮎市場」へ。お店のみっちゃんさんに「ミソが詰まっちゅうがを選んで」とリクエストし、袋にパッケージしてもらいます。勿論、ツガニは活きているので、高知へ車で移動する際中も、ツガニがゴゾゴゾと動いている音がします。
その活ツガニを蒸すか、塩茹でにしますが、鍋に入れるまでの作業が、心を痛めるものです。しかし、そこは人間の性、上品なカニの身の味、濃厚なミソを、きれいに食べ尽くします。ツガニのミソと日本酒のマリアージュ。幸せを感じます。
新高梨が美味しい時季になり、水晶文旦がでてきて、県内ではワイナリーが高知産ブドウでワインを。戻りカツオもまだまだ美味しい時季です。12月25日発売の83号は「高知の食物語」。飲食店の取材もボチボチスタートします。やはり、体重が心配になる時季です(苦笑)。