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クリケット通信
 

2021年10月25日号

 

朝晩、だいぶ寒くなってきました。
これからの時季は、布団から出たくない自分との
戦いが毎朝始まります(笑)。

  クリケットからのご案内  

季刊高知82号 [2021 Autumn]

特集

編集長が会いたい、冒険するオトナたち

ジャイアントインタビュー

高知県よさこいアンバサダー・マイスター
田中恵美子さん

 

<季刊高知 楽屋ばなし>
季刊高知の表紙を担当してくれている柴田ケイコさんの個展「What if…」が11月20日(土)から12月4日(土)まで「GALLERY E」(高知市桜井町1丁目4-5-2 コレンス内)で開催されます。詳しくは次回メルマガでご報告します!

  Information  

ぜんぶ5つ星!リバイバルシネマ10選「REVIVAL10」

「昔、映画館やテレビで見たあの映画をもう一度見たい!」その声に応えるように、往年の名作が次々とリバイバル公開されています。今秋、高知県立美術館では、選りすぐりの作品を10作品ピックアップしてお届けします。CGに頼らない危険なアクションがスリル満点のジャン=ポール・ベルモンド主演作4作品、ミシェル・ルグランの珠玉の映画音楽で彩られるヌーヴェルヴァーグ期巨匠の3作品をはじめ、香港のウォン・カーウァイ監督の「欲望の翼」などスクリーンに甦る名作の数々をお楽しみください。

上映作品の詳細、入場料等は、高知県立美術館公式サイトからご確認ください。

【チケット販売所】
高知県立美術館ミュージアムショップ、高新プレイガイド、ローソンチケット(Lコード:62020)

開催日 11月18日(木)、19日(金)、20日(土)、21日(日)
場所 高知県立美術館ホール
(高知県高知市高須353-2)
問合せ 高知県立美術館(088-866-8000)
https://moak.jp/
 

第1回ふるさとのいのちをつなぐ
こうちプラン大賞

豊かな自然が残っている高知県でも、経済優先による都市型生活の定着や中山間地域における過疎高齢化などにより自然との関わりが薄れ、生物多様性の減少による自然の劣化が進んでいます。高知県では、県内の生物多様性の保全と持続的な利用に関する総合的な指針として「生物多様性こうち戦略」を策定し、県民、事業者、教育・研究機関、 NPO 等民間団体、行政などがそれぞれ連携・協働して取り組みを進めるための具体的な行動計画を定めています。
高知県環境活動支援センターえこらぼが開催する「ふるさとのいのちをつなぐ こうちプラン大賞」は、高知県内のさまざまな地域における「生物多様性こうち戦略」の行動計画に沿った生物多様性の保全と持続可能な利用につながる取り組みを募集中です。県民による生物多様性保存の取り組みを促進することを目的に開催する本イベント。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。

応募対象者、応募方法等の詳細は、高知県環境活動支援センターえこらぼ公式サイトからご確認ください。

問合せ 高知県環境活動支援センターえこらぼ(088-802-7765)
http://ecolabo-kochi.jp/
  季刊高知編集部スタッフの Think&Action Diary  

 スタッフの徳弘です。先日、西川美和監督の「すばらしき世界」という映画を観ました。本作は、実在する人物をモデルにした、元殺人犯の出所後の生活を描いた小説「身分帳」を原作に制作された映画です。キャストは役所広司さん、仲野太賀さん、長澤まさみさんなど。役所広司さん演じる主人公の三上正夫が13年間の刑期を終え、旭川刑務所を出所したところから物語ははじまります。
 反社会的勢力の一員だった三上は、出所後、一般社会のなかで生きていくことを決意し、東京の下町で新生活をスタートさせます。しかし、罪を犯してしまった彼に対して、カタギの世界は寛容なものではありませんでした。それでも、そんな彼に救いの手を差し伸べる人たちもいます。弁護士の庄司(橋爪功さん)、小説家を目指す津乃田(仲野太賀さん)たちに支えられながら、前科者の三上が社会に適応しようと奮闘する姿がこの作品では描かれています。詳しいあらすじは、公式サイトからご覧ください。
 この映画を観て、印象に残っているシーンがいくつかありますが、その1つをご紹介。やっとの思いで就職できた介護施設でのシーンです。一緒に働く同僚の仕事のミスを他の職員が責め、いじめているところを三上は目撃します。正義感が強く、心優しい三上ですが、今までは問題が起こるたびに、暴力で解決してきました。そんな彼が、このシーンでは見て見ぬふりをしてやり過ごします。弱い立場の人や困っている人を放っておけない性格の彼は、自分の気持ちよりも、面倒なこと、リスクがあることを避け、一般社会のなかで上手く生きていくことをこの時に初めて選びました。これと似たような状況が僕たちの生活のなかでもありますが、例えば、子どもが迷子になっていた時、声をかけてあげられるでしょうか。今の時世では、心配をして声をかけただけで不審者扱いをされることもあるかもしれません。そんなリスクを背負うぐらいであれば、自分を守るためにも、関わらないほうが良いとも思えます。冷たく聞こえるかもしれませんが、皆さんだったらどうしますか?
 介護施設のシーン以外にも、自分だったらどうするだろうかと考えさせられるシーンが多くありました。少しネタバレになりましたが、皆さんにもぜひ観てもらいたい映画です。

  ブロディよしひろエッセイ コウチニコイー175  

もう一度、秋の気配。

 10月も終わりになってきました。今年もあと2か月少し、すぐに年末の慌ただしさがやってきそうです。今回も食の話で恐縮ですが、我が家の秋の御馳走は「ツガニ」(モクズガニ)です。例年、「四万十川天然ツガニ活」(1kg2,000円、だいたい10匹とHPに掲載)を求めて、四万十市西土佐の「鮎市場」へ。お店のみっちゃんさんに「ミソが詰まっちゅうがを選んで」とリクエストし、袋にパッケージしてもらいます。勿論、ツガニは活きているので、高知へ車で移動する際中も、ツガニがゴゾゴゾと動いている音がします。
 その活ツガニを蒸すか、塩茹でにしますが、鍋に入れるまでの作業が、心を痛めるものです。しかし、そこは人間の性、上品なカニの身の味、濃厚なミソを、きれいに食べ尽くします。ツガニのミソと日本酒のマリアージュ。幸せを感じます。
 新高梨が美味しい時季になり、水晶文旦がでてきて、県内ではワイナリーが高知産ブドウでワインを。戻りカツオもまだまだ美味しい時季です。12月25日発売の83号は「高知の食物語」。飲食店の取材もボチボチスタートします。やはり、体重が心配になる時季です(苦笑)。

 
  季刊高知バックナンバー  

季刊高知81号 [2021 Summer]

特集:高知じまん宿12

あこがれとリノベーションの旅

ジャイアントインタビュー

ポップ・ロックバンド
フラチナリズム

 

季刊高知80号 [2021 Spring]

特集:濱田さおり特別編集長

歌う・笑う・逢いに行く♪今日も麗しのSally

ジャイアントインタビュー

車いすラグビー日本代表キャプテン
池透暢さん

文我師匠と60分1本勝負!
大笑いし、感動もした特別インタビュー。

四代目
桂文我さん

 

季刊高知79号 [2020-2021 Winter]

特集:高知の食物語15

地元食材を大事にした、優しく、美味しいお店たち

ジャイアントインタビュー

コメットハンター
関勉さん

 
 

年間購読のご案内

「季刊高知」の年間購読は、送料無料でお届けします。

 

REGULAR INFO

RKCラジオと季刊高知のコラボ企画、「週刊・季刊高知」は、毎週月曜午前10時45分ごろからの生放送です!
RKCパーソナリティ井津葉子さんと編集長、ゲストの方とのかけあいをぜひお楽しみください。
次回のゲストも素敵な方です。どうぞお楽しみに!

また、「季刊高知編集部」のSNSアカウントでは、何気ない日々の近況をつぶやきながら活動中です。お気軽にコンタクトください!

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回のメルマガ配信は11月10日頃です。お楽しみに!

 

季刊高知編集部一同

 

株式会社クリケット/季刊高知編集部
高知県高知市鴨部1476-11 ロイヤルハイツ102

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