高知県立牧野植物園では、企画展「つなげ!高知の少ない生きものたち」を開催中です。
令和3年度、高知県では絶滅のおそれがある植物をまとめたレッドデータブックが20年ぶりに改訂され、発行されます。動物編は平成29年度に改訂されており、植物編の完成により県内の絶滅危機にある動植物の状況が分かるようになります。
里や山、川、海など環境ごとに、植物・動物の写真や映像、剥製などを交えて展示し、高知にはどんな絶滅危惧種がいるかを紹介する本展。展示する生きものは、メダカやゲンゴロウ、オナモミなど一度は名前を聞いたことがある生きものや、変わった名前の生きものなど、子どもから大人まで興味を引かれるものを選び、展示の内容をもとにしたクイズもあります。
展示は夏休みの宿題向けにやさしく解説、「自由研究生きもの調査」も動物と植物で提案、おすすめの図鑑コーナーも設けています。この夏は親子そろって、ぜひ牧野植物園にお越しください。