ゴトゴトシネマで11月に「おかあさんの被爆ピアノ」が上映されます。原爆が投下された広島で、奇跡的に焼け残ったピアノは「被爆ピアノ」と呼ばれ、調律師であり、自身も被爆二世である矢川光則氏が持ち主から託されて直し、演奏会を開く活動を行われています。
矢川光則氏の「被爆ピアノ」の活動に触発された五藤監督が10年の歳月をかけて完成させた渾身の一作で、本作は、出自を隠そうとする被爆二世の母親と、自らのルーツを探りアイデンティティをつかもうとする娘のすれ違う想い。そして、二人に寄り添う矢川氏の想いが、リアルな「被爆ピアノ」の音色に乗せて描かれています。
終戦から75年が経った今、ぜひ、劇場でご覧ください。